メール

大学時代の先生からメールがたまに届く。

書いたものの感想を教えて欲しいというメール。

 

たぶん先生は「一般読者の意見を知りたい」かつ「編集志望」ということで聞いてくれているのだと思う。(あとは、たまたま私とのメールが上の方にあったからとかもありえる)私はなるたけ応えようと頑張る。学生時代は背伸びして背伸びしてやっとこさやってた。そのほうが成長するし、良かったと思う。でも今は本当に身に付いてる分だけの自分の言葉と知識で話す。だから毎回わりと真剣勝負。通勤の電車で、教えてもらった『千のプラトー』を読んだりしてる。

 

先生って「先生」なんだなとおもう。卒業してもわたしを前に進ませてくれる。たぶん天性の「先生」なんじゃないかな。卒業してからのほうが一冊一冊まじめに読み重ねてて変な感じ。と、同時にちょっと嬉しい。人類学がやっぱり好きだな。